無理なく買える適正な住宅価格

住宅ローンのFP相談はEverSide株式会社

相談内容

子どもが生まれて家が手狭になったので、住宅購入をしたいと考えていますが、いくらまでの家なら無理なく買えるでしょうか。

子どもが生まれて賃貸で住んでいるお部屋が狭く感じるようになりました。家賃を支払うのも、もったいないと思うので、思い切って家を買いたいと考えています。子供の教育費もしっかり貯めながら、無理なく返済していけそうな住宅予算を知りたいです。

ご相談内容のポイント

ご相談者様の概要

ご相談者様 男性(31歳)
家族構成 妻(30歳)子1人(0歳)
生命保険料 30,000円/月(夫婦合計)
投資経験 企業型確定拠出年金

Ever Sideに
相談してみた!

無理なく返済できる住宅予算を知りたいということなので、まずライフプラン表、グラフを作成しましょう!毎月の支出やご収入についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

はい。わたしの額面収入は700万円で、妻は400万円です。妻は育休中のため、今はこの金額より下がっています。子供が生まれてからは毎月の貯蓄が難しくなりました。収入と同程度の出費が毎月出ており、ボーナス時にまとめて貯蓄するスタイルの家計になっています。

世帯収入が一時的に下がっており、毎月の収支が出ていない状況なのですね。でもボーナスでしっかり貯められているのは素晴らしいですね。奥様は復帰後、働き方が時短になったりしますか?また、第二子、第三子の計画も伺いたいです。

妻は子供が小学校にあがるまでは時短で働きたいと言っています。第三子は考えていないですが、2,3年以内に第二子が欲しいなと考えています。そうなると、第二子が小学校にあがるタイミング、時短からフルタイムに戻る頃には我々は10歳も年をとっているんですね…こんなに長い期間収入が下がっても、私たち、生活していけますかね…?

今教えていただいた世帯のご収入計画に合った住宅予算や教育費の支出にすれば大丈夫ですよ。お子様の教育に対する価値観はどうですか?留学に行かせたい、小学校から私立に入れたい、塾などのご希望はありますか?

私立は行かせたとしても高校からかなと…留学ですか…考えてもみなかったですが、確かに子供が行きたいと言ったら行かせたいですね。塾も、一般的な水準では通わせたいと思っています。

わかりました。それでは、私立は高校からで、塾代も考慮。留学を欧米に1年間したパターンでライフプランを作成しましょう。いよいよ本題の住宅ですが、今インターネットのポータルサイトなどで、 欲しいなと思う物件はありますか?


ちなみに、戸建てにするかマンションにするかで住宅予算が大きく変わってくるのはご存じですか?

え、そうなんですか…。どういうことですか?

マンションは共有部分の維持管理のために、みんなでお金を毎月出し合わなくてはなりません(修繕積立金と建物管理費)。また、マンションの場合は駐車場も別途お金を払って契約する必要がでてきます。よってマンションのほうが毎月、毎年の維持コストが高いため、予算が戸建てよりとれなくなるのです。途中で売却する、などという可能性もあるなら、また話は変わってきますが。戸建てとマンションの違いはこんな感じです。

住宅の特徴

マンション メリット:駅チカで便利。ゴミ捨てなどがラク。
デメリット:修繕積立金、管理費、駐車場コストが高い
戸建て建築 メリット:自分好みの家が作れる。メンテナンス、維持費が安い。
デメリット:完成まで時間がかかる。土地探しが大変な傾向あり
建売戸建て メリット:安く好立地に家が買える。引渡しまでが早い。
デメリット:光熱費やメンテナンス代がかさむ傾向にある

なるほど。それぞれ特徴があるのですね。私たちが買う物件は終の棲家にする予定なので、途中売却の可能性は今のところありません。マンションは修繕や管理費でお金がかかる、とおっしゃいますが、戸建てであっても屋根、外壁メンテナンスが必要でしょうし、結局一緒のことではないですか?

ご認識の通り、戸建てでも修繕管理費はかかります。ただ、そのマンションとの生涯メンテナンスコストの金額差は1000万円以上になることもあります。

なるほど!そんなに差が出てくるのですね。ただ、通勤の便がいいのが優先なので、やはり駅チカのマンションがいいなと思っています。
例えばネット情報ですが、この7000万円の物件なんかは、かなり良いなと思っています。

確かにとても好立地なエリアですし、新築で気持ちが良さそうですね! ただ、ライフプランニングをしてみたところ、この価格帯のマンションは、現状のままですとかなり老後の生活が厳しくなりそうです…

そうでしたか…。残念です。ちなみに、「現状のままでは」ということは、何か改善すれば可能性は見えてきますか?

ええ。改善をすると、こちらのマンション購入も見えてはきます。改善策としてはこちらです。これらの改善を経て、気に入っていらっしゃる物件の購入を実現させたいですか?

7000万円の新築マンションを購入するための改善策

生活費の削減 30,000円/月(食費と雑貨類が平均より高いためそこを重点的に 対策)
確定拠出年金以外の積み立て投資の導入 30,000円/月(NISAや変額保険など)
生命保険の見直し 住宅を購入することで団体信用生命保険が付与されるため、 現状加入されている生命保険が10,000円/月ほど安くできそう。
損害保険の見直し 自動車保険をネット型に切り替えることで保険料が20,000円/年ほど安くできそう。
プチ副業の導入 単発の派遣バイトや、フリマアプリ活用などで、月1~2万円の副収入を得ること。

改善策のご紹介、ありがとうございます。どれも気にはなっていたので、ぜひ取り組みたいです。ただ、改善しないと買えないギリギリラインなのであれば、もしかすると6000万円くらいの中古物件にしておいたほうが無難ですかね…??

そうですね… もしその価格帯の物件でも十分に満足できるのであれば、そのほうが安全ではあるでしょう。金利上昇リスクなどもありますし。 改善策の実行に関しては、我々FPが、物件引渡し完了までしっかりサポートさせていただきますね。

改善策の実行まで手伝ってもらえるとは、大変助かりますし、心強いです。ぜひお願いします。

はい!お任せください。これから長いお付き合いになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

こちらこそ、よろしくお願いします。こういったライフプランシミュレーションを全くせずに、人生最大の買い物をしなくて本当に良かったです。これで安心して住宅を買うことができます。ライフプランにゆとりが出ることで、新たに生涯を通して成し遂げたい世界旅行などの夢も出てきました!

今回の事例まとめ

収入、支出、資産運用を総合的に見直したことで、将来の資産残高見込みが大幅に改善できた。余剰資金が出てくることによって、本当は成し遂げたかった新たな人生の目標もできた。

BEFORE

世帯主60歳時点金融資産残高見込み 約4200万円
生命保険料 約30,000円/月(世帯で)
自動車保険 約60,000円/年(1台で)
購入予定の住宅価格 約7000万円

AFTER

世帯主60歳時点金融資産残高見込み 約8800万円
(4600万円アップ!)
生命保険料 約20,000円/月(世帯で)
(1万円/月ダウン!)
自動車保険 約40,000円/年(1台で)
(2万円/年ダウン!)
購入予定の住宅価格 約6000万円
(1000万円ダウン!)