【20代】家を買う人の割合は?メリットや注意点を解説

【20代】家を買う人の割合は?メリットや注意点を解説

住宅価格の高騰や住宅ローンの金利上昇を受けて、家の購入を検討している20代が増えています。実際に、産経新聞の調査によれば、20代の持ち家率が7年連続で3割を超えました。

一方で、20代で家を買うのはまだ早いと思っている人もいるでしょう。そこで本記事では、20代で家を買うメリットや注意点について解説します。

20代で、これから家を買おうか検討している人は、ぜひ参考にしてください。

記事の監修者情報
慶應義塾大学経済学部経済学科。大学在学中は国際金融論を専攻。国内大手保険会社にて、個人営業・法人リスクコンサルティングを行う。保険コンサルティングやライフプランニング設計を通じた住宅予算診断、資産運用などを得意とし、これまでの保険・家計相談は1000件を超える。

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20代で家を買う人の割合は?

住宅金融支援機構が2025年1月21日に公表した「住宅ローン利用者の実態調査」によると、20代の住宅取得した理由は以下のとおりでした。

  • 結婚、出産:56.8%
  • 家賃が高い(家賃がもったいない):23.9%
  • 新しく、きれいな家に住みたい(住まいの老朽化):20.5%
  • 子どもが大きくなった、子どもが増えた:19.7%
  • 資産として住宅(不動産)を持ちたい:15.0%

「結婚、出産」は、20代だけでなく30代の取得理由でも最も高い理由となりました。結婚や出産で世帯環境が変わったことで、住宅取得を検討する20代が多いといえるでしょう。

また「資産として住宅を持ちたい」とする理由も15.0%でした。つまり、20代は住宅を将来的な資産として考えて、早くから購入を検討しています。

20代で家を買うメリット

20代で家を買う主なメリットは、次の3点です。

  • 長期でローンが組める
  • 完済後の老後生活が楽になる
  • 将来の資産として残せる

それぞれのポイントを確認しましょう。

メリット1:長期でローンが組める

20代で家を買うメリットの1つが、住宅ローンが長く組める点です。

20代で住宅ローンを組めば、35年で返済するプランでも65歳までに完済できる計算となります。老後生活に突入するまでに住宅ローンを完済できるので、返済できないリスクを低く抑えられます。

メリット2:完済後の老後生活が楽になる

20代で家を買えば、それだけ早く住宅ローンが完済します。

そのため、完済後はローンを払うことなく生活できるので、特に老後生活が楽になる点がメリットです。

メリット3:将来の資産として残せる

将来的な資産として手元に残せる点もメリットです。

住宅ローンで購入した不動産は、完済すれば資産となります。いざという時は、不動産を売却して老後の生活資金に充てる方法もあります。

また、相続によって子どもに資産を残せる点もメリットです。

20代が家を買う歳の注意点

20代が家を買う場合に、注意しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • ローンの借入額が少ない
  • 世帯環境の変化があっても家を手放しにくい
  • 家計が圧迫されるリスクがある

それぞれの注意点について確認しましょう。

注意点1:ローンの借入額が少ない

20代で家を買う場合、ローンで借りられる額が少ない点に注意しましょう。

一般的に、住宅ローンを借りる場合は、申込者の年収や勤続年数、勤務先など属性を確認します。20代は、一般的に30代や40代に比べて収入が低いので、ローンの借入額が低くなる可能性があります。

Caution

ローンの借入額が少ないと、希望する家の予算に届かなくなるリスクがあるので、注意しましょう。

注意点2:世帯環境の変化があっても家を手放しにくい

20代で家を買ったら、その後の世帯環境の変化によって家に不満が生じても、すぐには手放せない点に注意してください。20代は、転勤や転職、結婚、出産など、世帯環境が変わりやすい年代です。

家の間取りが世帯環境の変化に見合わなくなり家での生活に不満が生じる可能性があります。しかし、どれだけ家の生活に不満が生じても、住宅ローンは払い続ける必要があります。

すぐに家を売ろうとしても、買手がつかなければ売れません。仮に売れたとしても、住宅ローンの残債すべてを返済できない状態になる可能性もあります

Caution

将来のライフプランが変動した場合に、柔軟な対応ができない点に注意してください。

注意点3:家計が圧迫されるリスクがある

家計が圧迫されるリスクにも注意しましょう。

20代は、世帯環境が変わりやすい年代です。収入の減少や金利上昇によって住宅ローンの返済額が高くなった場合に、家計が圧迫されるリスクがあります。

Check

将来にわたってライフプランを作成して、将来的な収支バランスに問題がないか、必ず確認しましょう。

20代が家を買う場合に頼りたい専門家

家を買う前には、専門家に必ず相談しましょう。一般的に、相談の窓口となっている専門家は、以下のとおりです。

  • 不動産業者
  • 住宅ローンアドバイザー
  • ファイナンシャルプランナー

それぞれの専門家の特徴について確認しましょう。

不動産業者

不動産業者は、主に住宅の内見や売買の仲介をサポートします。最も身近な専門家といえるでしょう。

信頼できる不動産業者であれば、物件のメリットだけでなく修繕が行き届いているか、細かいところまでアドバイスがもらえます。ただし、とにかく売買を成立させたいために営業してくる業者や、担当の知識や経験が乏しい場合もあります。

どの業者に相談すべきかは、慎重に検討してください。

住宅ローンアドバイザー

住宅ローンアドバイザーは、顧客の年収や勤務先をはじめとする属性から、最適なローン商品をアドバイスしてくれる専門家です。実際にローンを借り入れする場合のフォローもします。

不動産業者とも提携している場合は、希望条件に合う家探しを手伝ってくれる場合もあるので、ローンの選定も一緒に相談したい場合におすすめの専門家です。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、お金の専門家として家計や将来の資産形成など幅広く相談できる専門家です。住宅ローンアドバイザーと同じく、住宅購入にあたって適正な予算も相談できます。

また、住宅購入にあたって保険や資産形成のアドバイスもあわせて話せる心強い専門家です。

不動産会社を紹介してくれる場合もあるので、住宅の購入を考え始めたら、まずは相談すると良いでしょう。

住宅購入はFPへの相談も重要

住宅購入を検討している場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談も重要です。FPに相談するメリットは、以下の3つです。

  • 住宅の適正予算がいくらか分かる
  • 住宅ローンや火災保険の相談もあわせてできる
  • 資産運用や貯蓄などお金にまつわる相談ができる

それぞれのメリットについて、解説しましょう。

住宅の適正予算がいくらか分かる

FPに相談するメリットの1つに、住宅購入にあたって適正予算がいくらかシミュレーションしてくれる点です。

適正予算とは、住宅購入後の生活に経済面で支障が出ない価格を意味します。

ライフプランニングを通して、住宅を購入した後の収支バランスに問題がないか、教育資金や老後資金に不足がないかを確認してもらえます。

Success

適正予算を把握しておくと、安心して土地探しにすすめるでしょう。

住宅ローンや火災保険の相談もあわせてできる

FPに相談しておくと、住宅ローンや火災保険といった家の購入にまつわる悩みもあわせて相談できる点がメリットです。

住宅ローンの金利情勢やおすすめの金融機関など、まとめて相談してもらえます。

また、家の購入時に契約が必要になる火災保険も相談できるので、適正予算とあわせて相談してみてください。

資産運用や貯蓄などお金にまつわる相談ができる

FPは、資産運用や貯蓄といった住宅以外のお金にまつわる相談もできます。

住宅を購入して将来の資産形成がうまくいかないリスクがあります。教育資金や老後資金などの備えができているか、あわせて確認してもらいましょう。

住宅購入の相談はEverSideへ

EverSideは、お金の不安や課題を総合的な視点で解決するFP事務所です。

家族構成や収支、資産の予測をもとに複合的な分析をしながら、経験豊富なFPが住宅の適正予算がいくらかシミュレーションします。

年収だけではわからない20年30年スパンで「買っても大丈夫な住宅価格」が分かります。また、おすすめの住宅ローンや金融資産の形成、加入中の保険の見直しなどお金に関する課題や不安を、ワンストップで解決できます。

初回相談は無料なので、ライフプラン表を作成したい人や住宅予算を知りたい人は、この機会にぜひ相談してください。

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