住宅購入は、人生における三大支出の1つです。少しでも理想のマイホームを手に入れるために、賢く購入できる方法や参考になる情報を手に入れたいと考える人は多いでしょう。
しかし、どのような情報を取り入れると良いか分からない人も多いです。そこで今回は、住宅購入をする前に読んでおきたい本をランキング形式で解説します。
住宅購入で失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。
~この記事でわかること~
- 住宅購入で参考になる本が分かる
- 住宅購入で失敗しないポイントが分かる
- 賢く住宅選びができるようになる
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住宅購入で選ばれるおすすめ本の特徴とは?
住宅購入で選ばれている本には、以下の特徴が共通しています。
- 最新情報に基づいた内容である
- 自分のレベルに合わせた内容である
- 図やイラストなど工夫された内容である
初めて家を購入する場合、どのように選べば良いか分かりません。そのため、本で知識や情報を得るためには、自分の知識量に合った内容で分かりやすい本が選ばれやすい傾向にあります。
それぞれの特徴について解説しましょう。
最新情報に基づいた内容である
最新情報に基づいた内容になっているか確認してください。家選びは、住宅ローンの金利や不動産価格といった情勢にも左右されます。また、住宅を取り巻く補助金や税制といった制度も活用しながら家を選びます。
そのため、最新の制度や情勢に基づいた内容で書かれていることが重要です。
自分のレベルに合わせた内容である
自分のレベルに合わせた内容で書かれているかも重要です。初心者向けに書かれた本であれば、なるべく専門的な用語を使わずに、基本的な知識を理解しやすく書かれている本が選ばれやすいでしょう。
一方、専門的な知識や情報を収集したい人には、より深い知識が得られる本が選ばれています。自分のレベルに合わせた内容で書かれている本が選ばれやすいです。
図やイラストなど工夫された内容である
図やイラストなどのイメージで書かれている本も選ばれやすいです。不動産に関する知識や情報には、専門用語が多く理解しにくい部分があります。特に初心者向けの本には、図解で書かれているとイメージしやすく理解しやすくなるでしょう。
文字だけでは理解しにくい人は、図やイラストが使われている本を選んでください。
住宅購入でおすすめの本10選
住宅購入でおすすめできる本を、ランキング形式で発表します。ベスト10は、以下の10冊になりました。
- 1位:家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
- 2位:「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本
- 3位:買ってはいけない家と土地
- 4位:住まいの解剖図鑑
- 5位:成功する住宅購入の教科書
- 6位:マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!
- 7位:日本一わかりやすい一戸建ての選び方がわかる本
- 8位:こんな建売住宅は買うな
- 9位:知りたいことが全部わかる!不動産の教科書
- 10位:20年後も後悔しない マイホームの選び方
それぞれの本がどのような内容か確認しましょう。
1位:家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
現役の公認会計士が、失敗しないマイホーム選びに必要な考え方やポイントを解説した1冊です。マイホーム購入後の老後破産や住宅ローン破産を起こさないように、特に肝心な「お金」にまつわる情報を解説してくれています。
家がほしくなったときに知っておきたい考え方や、住宅ローンを決める際に必要な不動産や税金の知識などを網羅しているので、住宅購入の基礎を理解したい人におすすめできる1冊です。
2位:「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本
家を購入する前に押さえておきたい基本的な知識や情報を網羅している1冊です。賃貸と持ち家のどちらが良いか、マンションと一戸建てのどちらが良いかなど、初めて家を買いたい人が抱く疑問について解説しています。
焦らず失敗しないマイホーム選びをしたいなら、おすすめできる1冊です。
3位:買ってはいけない家と土地
住宅購入で失敗する家選びがどのような内容かを解説している1冊です。建て替えや住宅ローンの審査が通らない土地や家など、初めて家を買う人が見過ごしてしまうポイントを解説しています。
一戸建てやマンション、新築や中古といった物件の種類ごとにチェックすべきポイントをやリスクを解説してくれているので、まだどの家を買うべきか迷っている人にもおすすめしたい1冊です。
4位:成功する住宅購入の教科書
住宅購入が上手くいく方法やポイントを分かりやすく解説した1冊です。家探しや業者選びのポイントをはじめ、住宅ローンや中古物件のリノベーションといった近年のトレンドについても触れています。
住宅購入のチェックシートも付録でついているので、初心者にとっておすすめの1冊です。
5位:住まいの解剖図鑑
「住まいの解剖図鑑」は、注文住宅やセミオーダー住宅を検討している人向けの1冊です。家づくりでどのように工夫すべきか、注意したいポイントなどが解説されています。
注文住宅やセミオーダー住宅を検討している人には、おすすめの1冊です。
6位:マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!
中古マンションを購入したい人には、おすすめしたいマンションです。中古マンションのメリットやデメリットについて解説されています。中古マンション購入する際のポイントも、細かく書かれているので、価値のある中古マンションを手に入れたい人におすすめです。
7位:日本一わかりやすい一戸建ての選び方がわかる本
一戸建てを検討している人におすすめの1冊です。一戸建てを購入する手順を6つのステップに分けて解説しています。マイホーム購入後も後悔しない選び方や、重要なポイントを集めているので、これ1冊で一戸建ての住宅購入で必要なポイントがわかります。
納得した理想のマイホームを手に入れたい人には、役立つ1冊です。
8位:こんな建売住宅は買うな
建売住宅の購入を検討している人にとっておすすめできる1冊です。建売住宅を購入する前にチェックしておきたいポイントについて解説しています。基礎や耐震強度の欠陥や不具合など、目に見えない部分のチェックしておきたい部分が書かれています。
建売住宅で欠陥住宅をつかまされないようにするためのポイントを解説したおすすめの1冊です。
9位:知りたいことが全部わかる!不動産の教科書
不動産業界の裏側を知っておきたい人にはおすすめの1冊です。不動産の購入後の流れや実務内容など、業界の裏側を解説しています。不動産を買う前に分からないことが出た場合に、参考にして欲しい本です。
10位:20年後も後悔しない マイホームの選び方
住宅購入してからも後悔しない家選びをしたいなら、読んでおきたい1冊です。ハウスメーカー出身の著者が、将来まで見据えた住宅選びを解説しています。
マイホームの買い時や契約までの流れなど、家を買いたい人は頭に入れておきたい内容が盛り込まれています。将来を見通しながら失敗しない住宅選びがしたい人には、おすすめの1冊です。
住宅購入する前に注意したいポイント
住宅購入を検討している人が、物件選びの前に注意しておきたいポイントは以下の2点です。
- 世帯や資産状況にあった適正予算の確認
- マイホーム購入後のライフプランの確認
それぞれのポイントについて確認しましょう。
世帯や資産状況にあった適正予算の確認
1点目は、世帯や資産状況にあった住宅の適正予算を確認しておきましょう。マイホーム購入後に問題となるのが、住宅ローンの返済ができない問題です。いわゆる住宅ローン破たんが生じるリスクが生じないように、適正な予算を把握しておきましょう。
子どもの教育資金がかさんだ場合や老後の期間と重複している場合にも、住宅ローンの返済に支障がないように予算を決めておく必要があります。将来にわたって安心できる適正予算を把握しましょう。
マイホーム購入後のライフプランの確認
2点目は、将来の資産や負債がどのように推移するかライフプランでシミュレーションしておきましょう。収入や家族構成、支出の変化も加味しながら将来の収支をシミュレーションしておけば、安心して住宅選びができます。
子どもの教育資金がいくら必要か、将来の預貯金や金融資産が問題なく増えているかチェックしましょう。また、将来的なインフレや老後の生活費がかさんだ場合に、家計の収支に問題が生じないか事前にチェックしてください。
賢く住宅購入するには?
理想的な住宅を手に入れるためには、おすすめの本で知識を収集する以外にも、以下の3点を踏まえておきましょう。
- マンションなら値崩れしないものを選ぶ
- 物件の内見以外にも周辺の住環境をチェックする
- 不動産業者やFPといった専門家からアドバイスをもらう
それぞれのポイントについて確認しましょう。
マンションなら値崩れしないものを選ぶ
マンションを購入する場合、値崩れしない物件を選びましょう。値崩れしないマンションかどうかは、以下の主なポイントを踏まえてください。
- 周辺環境の治安が良いか
- 物件周辺は災害リスクが少ないか
- 共用部分の修繕状況に問題がないか
- 駅からの近さや将来的に発展するエリアか
- 日当たりや風通しなどに問題がないか
将来的に売却する可能性もあるため、価値の下がりにくい物件を選びましょう。
物件の内見や周辺の住環境をチェックする
物件の内見は必ず実施しておきましょう。主に見ておきたいポイントは、以下の通りです。
- 眺望や日当たり、騒音など屋外環境
- 壁紙や床の汚れやペット臭などの室内環境
- 水回りなどの状況
また、物件の内見だけでなく、周辺の住環境やエリアの治安についても確認してください。より良い住宅を購入するためには、物件だけでなく周辺の環境をチェックしておくことが大切です。そのため、物件周辺の生活感や治安を確認しておきましょう。
不動産業者やFPといった専門家からアドバイスをもらう
個人だけでは分からない問題が生じる可能性が高いため、不動産業者やFPといった専門家からアドバイスをもらうのも大切です。専門的な知見から、自分にとって理想の住宅かをチェックしてくれるので、より安心した住宅選びができるでしょう。
ただし、物件を紹介してもらった不動産業者については、あくまでも購入を後押ししてくる可能性があるので注意してください。自分たちに適切なアドバイスをしてくれている業者かどうかを気にしておきましょう。
自分のレベルに合わせた内容で最新情報が網羅された本を選びましょう
住宅購入前に読んでおきたいおすすめの本について解説しました。最新情報に基づいた内容で、自分に合った内容で書かれている本であるかを踏まえて選んでください。
また、適正予算やライフプランの確認など、理想的な住宅選びには本を読む以外にも大切なポイントがあります。値崩れしない物件かどうかチェックすることや、専門家にもアドバイスを求めることも必要です。
おすすめの本でさまざまな情報を収集したうえで、理想的な住宅選びができるようにしてください。
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2級ファイナンシャル・プランニング技能士
大手保険代理店で9年間、主に個人のライフプランニングを通した顧客の相談を行う。1500件を超えるこれまでの相談経験から、顧客の課題や悩みに幅広く寄り添える独立系のFPを志し活動している。FPとして顧客の相談を行う一方、3つの金融メディアにて社会保障制度や奨学金制度、家計をテーマにした執筆活動も並行して活動中。