【モデルルーム見学】見るだけでもOK?メリットや注意点も解説 

【モデルルーム見学】見るだけでもOK?メリットや注意点も解説 

モデルルームは、ハウスメーカーやデベロッパーが建てる戸建てやマンションのイメージを体感できる場所です。住宅を購入したい人であれば、モデルルームの見学は重要なイベントです。

とはいえ、モデルルームに行くと営業マンから積極的に営業されるのではないか心配で、見学に後ろ向きになっている人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はモデルルームを見学するだけでも問題ないか解説します。

モデルルームを見学するだけでも良いのか気になる人は、ぜひ参考にしてください。

記事の監修者情報
慶應義塾大学経済学部経済学科。大学在学中は国際金融論を専攻。国内大手保険会社にて、個人営業・法人リスクコンサルティングを行う。保険コンサルティングやライフプランニング設計を通じた住宅予算診断、資産運用などを得意とし、これまでの保険・家計相談は1000件を超える。

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モデルルームは見学だけで大丈夫?

結論としては、モデルルームは見学だけでも問題ありません。というのも、モデルルームだけを見学しても、その日は契約せずに終了する人のほうが多いです。そのため、モデルルームで案内を担当する営業担当も、すぐに契約が決まるとは思っていません。

予約をしていなくても見学できるので、モデルルームは気にせず見学に行きましょう。ただし、予約していない場合は以下の点に注意してください。

  • モデルルームの見学まで待たされる可能性がある
  • 担当者の経験や家づくりの知識が浅い可能性がある
  • 見学後に営業をかけられる可能性がある

見学だけの場合は、必ず見学だけである点をしっかりと伝えておきましょう。

モデルルームを見学する場合の注意点

モデルルームを見学する際に注意しておきたい7つのポイントは、以下の通りです。

  • 営業担当者のレベルを確認する
  • 生活スペースの寸法を確認する
  • 生活動線や家事動線をイメージする
  • 家全体の雰囲気を確認する
  • 写真や映像では把握しにくい部分をチェックする
  • グレードやオプションをチェックする
  • 保証やアフターサービスが充実しているか

それぞれのポイントについて、確認しましょう。

営業担当者のレベルを確認する

モデルルームを見学する場合は、営業してもらう担当者のレベルに注意してください。モデルルームで案内してもらう担当者は、今後も家づくりで付き合う可能性があります。住宅に関する知識や営業員としての経験が高いか確認しておきましょう。

円滑にコミュニケーションができるかチェックするのも大切です。担当者とは、家づくりで何度も話をすることになります。担当者が自分の意見や希望に沿ってフォローしてくれるかも、住宅選びには重要なポイントです。

生活スペースの寸法を確認する

モデルルームを見学する際は、生活スペースの寸法を確認しておきましょう。寸法を見る場合は、以下の点をチェックしてください。

  • 部屋の広さ
  • 天井の高さ
  • 水回りの広さ
  • 収納スペースの広さ

実際に寸法を測りながら体感することで、イメージしていた通りの家か把握できます。

生活動線や家事動線をイメージする

モデルルームを見学する場合は、実際に生活動線や家事動線をイメージしながら見学しましょう。具体的には、以下のポイントを把握しながらチェックしてください。

  • 玄関からキッチンまで移動しやすいか
  • トイレから洗面脱衣所まで移動しやすいか
  • キッチンから脱衣所まで移動しやすいか

生活動線や家事動線は、毎日の生活で小さいストレスになりやすい部分です。スムーズな移動ができるのか、必ずチェックしてください。

家全体の雰囲気を確認する

建物の外観や間取りといった、家全体の雰囲気を確認しておきましょう。特に、外観はハウスメーカーごとに特徴が異なるので、どのような違いがあるのか理解しておくことが大切です。

内装や外装だけでなく、窓口部や間取りをどのように設計しているのか見ながら、家全体の雰囲気をチェックしてください。

写真や映像では把握しにくい部分をチェックする

写真や映像で把握できない部分は、モデルルームの見学時に必ず確認しておきましょう。特に、水回りや収納スペースについては、実際に確認しないと分からない部分が多いです。見学する場合は、写真だけでは分かりにくい部分を必ずチェックしてください。

グレードやオプションをチェックする

モデルルームを見学する場合は、設備や機能が標準仕様なのか、オプション仕様となっているか、グレードはチェックしておきましょう。モデルハウスによっては、設備や機能が追加料金を支払ってグレードを高くしている仕様になっている箇所もあります。

予算が決められている場合は、どの部分がオプションとなっているのか、見学時に担当者には確認しておいてください。

保証やアフターサービスが充実しているか

住宅購入後の保証やアフターサービスが充実しているかもチェックしておきましょう。ハウスメーカーは、住宅購入後にさまざまなアフターサービスを提供しています。

どのような保証があるのか、アフターフォローがどの程度充実しているかは、住宅購入において重要なポイントとなります。営業担当者には、どのようなフォロー体制があるのか確認しておきましょう。

モデルルーム見学の流れ

モデルルームの見学前に、当日のマナーを押さえておきましょう。特に、以下の点に注意が必要です。

  • 写真撮影が可能か
  • モデルルーム内は静かに見学す
  • 担当者に失礼な話をしない

モデルルーム見学の流れは、以下の通りです。

  • 受付で用紙の記入
  • 物件の説明
  • モデルハウスの見学
  • 見学後のアンケート

それぞれの項目について、詳しく確認しておきましょう。

受付で用紙の記入

モデルルームに行くと、まずは受付を行います。

見学だけでも受付が必要な場合もあるので、係員の指示に従いましょう。

物件の説明

受付を済ませると、物件の性能や特徴を説明してもらえます。

各ハウスメーカーがどのようなポイントにこだわって家づくりをしているか把握できます。

モデルルームの見学

物件の説明が終わると、モデルルームを実際に見学することができます。

見学中に気になることがあれば、担当者に聞いて教えてもらいましょう。見学の所要時間は、およそ30分です。

見学後のアンケート

見学が終われば、アンケートの記入を求められます。アンケートには、住所や氏名、連絡先を記入する項目があるので、今後ハウスメーカーの最新情報が知りたい人は記入しておくと良いでしょう。

ただし、営業担当者から積極的に営業をかけられる可能性があるので、あまり営業をかけられたくない人は、アンケートの記入は慎重に実施してください。

モデルルームを見学するメリット

モデルルームに行くメリットは、実際に自分の目で見てインテリアの配置や収納スペースが確認できるので、より住宅づくりのイメージがわきやすいでしょう。それ以外にも、以下のメリットがあります。

  • 分からないことを営業担当者に確認できる
  • 予約して見学した場合に特典が受けられる
  • 要望に見合う提案が受けられる

メリット①分からないことを営業担当者に確認できる

1点目のメリットは、分からないことを担当者に直接聞ける点にあります。

家づくりは、専門的な用語や内容もあるので、わからないと感じる点もあるでしょう。ハウスメーカーの担当者に、直接確認できるので、疑問点をすぐに解消できるメリットがあります。

特に、予約して見学する場合は経験豊富な担当者がついてくれる可能性が高いので、目当てのハウスメーカーのモデルルームを見学したいなら、予約しておきましょう。

メリット②予約して見学した場合に特典が受けられる

2点目のメリットは、予約して見学した場合に特典が受けられる点です。

図書カードやクオカードといった金券をはじめ、グッズなどがもらえる場合があります。少しでもお得にモデルルームを見学したいなら、予約しておきましょう。

メリット③要望に見合う提案が受けられる

3点目のメリットは、希望に見合う提案を受けられる点です。

予約してモデルルームを見学する場合、事前に家の希望条件をヒアリングしてくれます。

希望条件に見合った提案が受けられるので、より自分のイメージに近いモデルハウスの見学やプランを提案してくれる可能性が高くなります。

まとめ

モデルルームは、見学だけでも問題ありません。住宅購入で失敗しないためには、モデルルームの見学は重要なイベントです。見学する時間は有意義に過ごせるように、マナーやチェックしておきたいポイントは把握しておきましょう。

念入りに事前準備をして、理想の住宅選びをしてください。

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